Sự tích quả dưa hấu - 雄王とスイカの話し
雄王とスイカの話し
昔々6番目の雄王の話です。5番目の雄王の息子にアンティムという名の王子がいました。彼は雄王の言いつけを守らなかったために、南の無人島へ流されてしまいました。そこは誰も寄り付かない絶海の孤島で、しかも島の大半は砂漠でした。アンティムは、しかたなく島の半分の森林を切り開き、畑を作ったり、獣を取ったりして暮らしていました。
あるとき、アンティムは島で見たことのない緑色をした果物を発見しました。中を割ってみると赤い実があって、たっぷりと水分があります。砂漠ばかりで水の不足していた島の暮らしにはもってこいの果物でした。
かれはこの果物をスイカ(dua hau)と名づけて、島でたくさん栽培しました。見る間にたくさんのスイカができるようになりました。そこでアンティムはスイカに自分の名前と島の場所を刻んで、たくさん海に流しました。
海を漂ってスイカは雄王の国の海岸へも到達しました。そして見たこともない珍しい果物が話題になり、たくさんの商人が、スイカにかかれた地図を見て島にくるようになりました。
その話を聞きつけた雄王は、息子のアンティムをとても誇りに感じ、すぐに王宮へ呼び寄せました。そして「私の息子は、誰の力も借りずに、自分の力で困難を乗り越えた。私は大変にそのことを誇りに思う。したがって彼を私の後継ぎの雄王にする。」とみんなの前で宣言しました。そしてアンティムは6代目の雄王になりました。
それ以来ベトナムでは、スイカは幸運のしるしとして、テト正月にはなくてはならないものになりました。
